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 ■  特殊撮影マニア ■

望遠の秋 

皆様は秋と言えば何でしょう?
食欲の秋、読書の秋、色々あると思いますが撮影マニアの我々は秋と言えば望遠の秋です

何故秋は望遠撮影なのかと言うと夏は暑くて陽炎が立つので遠距離撮影はとてもやりにくいというか適さない時期なのです
 
この夏ご紹介したデジカメの望遠で月面とか撮影した機材をお見せしましたが夏は実用画質で昼間の地上を撮るにはせいぜいあのくらいの望遠率が限界かなと個人的には思います

春も望遠撮影には良い季節ですが秋のほうが空気が綺麗で遠くが鮮明に写せるような気がいたします
今回はさらなる超望遠域が撮影出来る物をちょっとばかりご紹介しようと思います

1210301.jpg

こちらはソニー製のビデオカメラ用の10倍テレコンバーションレンズ「ズームアイ」です
かなり古い商品となりますが当時の定価が10万円のレンズです
ソニーがビデオカメラ用に出した高倍率コンバーションレンズはこれが最初で最後だと思います

この画像ではビデオカメラを積んでおりませんが赤く囲った部分にビデオカメラを乗せて使います
作りが非常に良く上の取っ手を持って持ち歩けますし三脚に固定して使えます
というか手持ち撮影は無理なので三脚必携です

このレンズが現行発売されていた頃のハンディカムは16倍~20倍の物が主流でしたので20倍の
ハンディカムと組み合わせて使うと光学域で200倍ズームの撮影が可能となります

200倍ってどんな映像の世界なのか想像がしにくいでしょうが最近のビデオカメラは小型になり
10倍ズームが主流ですがデジタルで40倍とかという物もありますので家電店でそれらのデジタルズームで
最大にしてみてさらにその倍以上を光学域で撮れる事をイメージされると少しは想像がつくかと思います

1210303.jpg


このレンズはレンズ自体だけでなく架台の部分も魅力的なのです

赤矢印で2箇所示しておりますがこのつまみを回すことによりビデオカメラのレンズの上下と左右に微調整して光軸を合わせることが出来るので色々なカメラを乗せて使うことが出来ます

緑の矢印のところにも注目してください

このレンズの接眼部の開口が非常に広いのです

バードスコープや天体望遠鏡の接眼部にビデオカメラやデジカメをあてがい撮影するという方法もあり
そのような撮影はコメリート法と呼ばれておりますがバードスコープなどは接眼部が小さいのですがソニーのこのレンズは最初からビデオカメラ用に設計されているので口径が大きいというのが特徴です
ビデオカメラで超望遠撮影をするにはまさに最適ではと思います



1210302.jpg

接眼レンズも何個か有りカメラを使わず肉眼でそのまま見るためのアダプターも有ります
白い四角のものは天体観測用のCマウントカメラです


1210304.jpg

こちらはビクセン
http://www.vixen.co.jp/
のフィールドスコープです

これも相当古く10年以上前の製品で価格がちょっと記憶が曖昧ですが7万円くらいだったような気がします

この分野の製品は昔のものはとても良い物がありますので古い機種を今も大事に私は所有しております

1210305.jpg

接眼レンズは純正の10倍をはずしてオプションの25倍に交換して倍率を上げています
接眼レンズの根本に注目して欲しいのですがネジが2種類切ってあります

先ほどご覧いただいた白い四角いカメラもビクセン製のCCDでこれらを取り付けるためのアダプターを
付けるネジが接眼レンズの根本に切ってあるのです

この製品群はとっくに廃盤になっておりますが超望遠システムを組んでみたい人はビクセンのHPで
現行製品などご覧になられてみてください

さてこの製品で撮影できる望遠域は半端ではありません
月面撮影したくても月がどこにあるやらと言うほど位置合わせが難しい望遠域になります

モニターに映し出される月も強烈で肉眼で空を見ていると月は静止しているように感じますがこれで月を見るとグングン動いておりすぐフレームアウトしてしまい月って結構早く動いているんだなと感じてしまいます

遠くの人物を狙った場合は肉眼で豆粒程度にしか確認できない領域を撮影出来るでしょうが双眼鏡で確認してあそこを映したいなどと思っても望遠率が凄すぎて合わせるのが非常に困難で不可能に近いくらいです

肉眼で確認が出来ない遠くを映してみたい人は10倍の接眼レンズのまま使ったりとか以前ご紹介したデジカメみたいな感じのシステムから入るなどして少しずつステップアップするのが良いです

気合い入れて望遠撮影の装備を揃えてもいきなりだと使いこなせませんです

肉眼で確認できない遙か遠くを手に取るように撮影してみたいという人は多いですが会員さんからも超望遠撮影に関してはご質問をいただくことは多いですがまずは手持ちでも何とか可能な望遠撮影領域から入りそれから徐々にもっと遠くを映せるような機材にシフトした方が良いと思います

いきなり凄く遠くが映せる機材は持ち運びや設置も使うのも大変で結局は大枚叩いても殆ど使わないという事になる場合が多いです

当メンバールームでは一定の条件を満たす会員さんにこの10倍テレコンなどの無償貸し出しなど行っていきたいと計画しております

さらにはビデオカメラの前に付けるピンホールタイプレンズや高感度暗視カメラなど無償貸し出し機の拡充を進めようかと企画中です

一般の家電店で販売されていない特殊な機材は買ってみると「こんな筈では無かった」みたいな使いにくさや思い通りの撮影が出来なかったりなどという事がとても多い分野の製品です

会員の皆様が本格的特殊機材を購入するかどうするかの判断用に私の所有の機材で感覚を掴んで頂き今後の
購入の一助になればと考えております

貸し出しのガイドラインは追ってメンバールームにてアナウンスさせて頂きます


Posted on 2012/10/31 Wed. 19:41 [edit]

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会員ルームは最高のコミュニティゾーン 

最近の撮影機材は非常に多種多様になりました
腕時計型カメラ、ペン型カメラ、ライター型カメラ、同じ形状でも赤外線仕様等々・・・

10年前は僅か数社の製品をチェックしていれば特殊撮影に関する機材はほぼ全て網羅できましたが
今や突然どこから何が発売されるか解りませんし情報を得るためにアンテナを張っていても自分1人で
あらゆる事を網羅するのは非常に難しいです

しかし仲間が沢山居て情報の共有が出来る場所があればあらゆる事を知ることが出来てしかも気になる
画質も画像掲示板にアップが頻繁ですし特殊機材や特殊撮影機器を愛する皆様には最高の交流の場が
RMSメンバールーム掲示板です

0c1.jpg

メンバールーム内ではちょっと古い話題になりますが私はこのようなものも買ってみました

0c2.jpg

決め手は付属品の多さです
自転車のハンドルに付けるアタッチメントや水中撮影を可能にする防水ハウジング、アームバンド等々・・

多くの会員さんが所有しているあのカメラにも流用が利きそうです
これだけパッケージングがされていて確か価格は8,000円台だったと思います

他の小型カメラ設置等々にオプションを活用していくつもりです

特殊撮影マニアが集まるメンバールームでは会員さんそれぞれが色々な物をお持ちですのでそれらを画像掲示場でレポートしてくださっておりますので管理人の私だけでは補えない部分を皆様が埋めてくれる形で
交流が盛んに行われております

最近ですと腕時計型カメラの通常撮影商品と赤外線仕様商品の画像が投稿して頂いたりなどして気になる商品の画像が観覧できる事や実際に使っているユーザーさんに聞けたりするというこのコミニケーションが当サイトの最大の強みであり会員さんが増える都度にメンバールームの楽しさと便宜性は倍々で膨らんでおります


0c3.jpg

当サイトは画像掲示板とテキスト掲示板と2つ設置しております
このキャプ画像はこの都度の会員さん募集でご入会された人が書いてくださったスレに付いたコメントです
画面に入りきらないほどスレが付いて今も伸びております
当サイトは会員さん同士の仲間意識が非常に強く新しく入会された会員さんもこのようにすぐ歓迎されうち解けあえるのが特徴です

テキスト掲示板は以前から無制限でしたが画像掲示板はサーバー容量を考慮して3,000件をリミットにして
その後は古い物から消える設定でしたが現在は1万件まで画像掲載OKに変更いたしましたので会員さんの使用レポートと貴重な画像は消えずにどんどんデーターとして掲載されますので情報量と情報の質は益々上がっていきます

さらに今後も会員さんが増えることによりメンバールームにアクセスする楽しみは益々広がっていきます
当サイトは会員さん参加型サイトでコミニケーションの場をとても大事にしております

昨年(2011年)サイトを時代に合うよう刷新し「何もないけど宜しく」とリニューアルいたしましたが
僅か1年足らずで1日に何度も訪れる楽しみが得られるサイトへと成長いたしました

今後もさらにこの世界が好きな皆様に集まっていただきもっともっと楽しめるサイトを目指していきたいと思います

先日新規会員さんの募集をご入会金優遇価格で1週間程度募集をしますと告知いたしましたが想定している人数までまだまだ届きませんでした

ですのでまだしばらく
新規会員さんを優待価格にて今後も募集を致します
ので宜しければ国内最高の特殊機材に特化したRMSメンバールームに起こし頂ければと思います

ご入会要項はこの下の先回のブログ発信をご覧いただければと思います
同じ趣味の人が1箇所に集まれば楽しみは何十倍にも何百倍にも膨らみますし一気に専門知識や幅広い的確な知識を身につけていただけますし楽しいコミニケーションが待っております

Posted on 2012/10/09 Tue. 22:39 [edit]

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