電池のお話
最初に一言
ブリ、ブリブリッ、ブリブリブリブリィ~ぃ
今回はちょっと変わった充電池のご紹介とそれに関連した話題です

こちらは
【FEDLITE】USBバッテリー 単3 充電式
という商品です
2本セット(1パック)を999円で購入しました

充電して繰り返し使える単三型の充電池です

何がちょっと変わっているのかというと充電器が電池の中に内蔵されておりプラス側の先端がキャップになっていて外すとUSB端子になっておりそのままパソコンなどのUSB端子に挿して充電出来てしまうんです

この充電池の興味深い点は他にも有り出力電圧の部分を見て欲しいのですが1.5Vなんです
使い捨てのアルカリ電池などは1.5V、充電して繰り返し使える電池は1.2Vが一般的なのですがこの電池は単三型充電池で有りながら1.5Vの電圧というちょっと変わったタイプです

他社の充電池と並べてみましょう
真ん中がソニーの充電池で右がサンヨーのエネループです

エネループはとても優秀な充電池で私は沢山活用しております
今はサンヨーからパナソニックにバイアウトされそしてデザインも変更されましたが今回は敢えてサンヨー時代のエネループを比較に使っております
この2本の充電池を例にそれぞれの特徴を見てみましょう
覚えて置くと便利な事ですので是非参考にされてください

まずはエネループ
表記を見ると電圧が1.2Vです
使い捨ての乾電池は単三の場合
「単三電池」と呼ばれ充電池は
「単三型電池」と呼びます
形が同じですが電圧が違うからです
次に電圧表示の隣の表記を見ると
Typ 2000mAh となっております
この充電池は単三型の
1.2V 2000mAh というタイプの電池ですよと言う事を示しています
その下に
min 1900 mAh と記して有ります
これはミニマム表示と言いこの電池には
1900 mAh以上の電力が貯められますよと言う事を示しております
つまり2000ミリアンペアアワータイプで1900ミリアンペアアワー以上蓄電できる電池だという事を意味しております
充電池の貯められる容量は単に数字だけ見るのではなく
このmin表示が有るか無いかを考慮しないと的確な比較は出来ません
2000タイプはmin1900タイプと同じと思って問題ないです
2,700mAhという表記の物は min 2,500mAh と思ってよいと思います
なので電池の容量を見るときは単に何ミリアンペアアワーを蓄電できるかは数字の表記だけでは無くミニマム(min)表記が有るかどうかに注目したほうが良いです
タイプ2000ミリだったら単にこれだけの表記では無くミニマム1900の表記も併記されている充電池のほうが1900 mAh 以上を貯められることを担保した書き方なのでむしろ貯められる容量は大きくて長持ちするかもしれません
以前から繰り返し使える充電池は有りましたが欠点は自然放電がとても大きい事でした
満充電していても旅行などに行く際に使用する間際にもう1度充電しておかないとかなり減っていていつバッテリーが切れるか不安でした
しかしそれを打ち破ってくれたのがエネループでした
自然放電が非常に少ない夢のような電池で登場した時に嬉しくて嬉しくて涙が出そうなほど感動しました
ミニマム表示も早々と取り入れるなどサンヨーの充電池の開発の熱意と真面目さは大好きで今回は敢えてサンヨー時代のエネループを記事の題材に選びました

さてUSB充電器内臓の充電池の本体表記を見てみましょう
こちらもmin表示で1,200mAh です
USBの押す端子を装備し充電器内臓でこの容量は凄いと思います
しかもアルカリ電池の完全代替えとして使える1.5Vという電圧です
是非覚えて置きたいキーワードが書いてありますのでそれについてお書きします
容量表記の左下に
「過放電禁止」
と書いてあります
これはバッテリーと言う名の付くもの全てに言える事です
新品のバッテリーでも完全放電させてスッカラカンにしてしまうともう2度と元の状態に戻らないので注意が必要です
例えばポータブルラジオなどで使う場合はバッテリーが少なくなり動かなくなってもこれは完全放電したのではなくラジオを動作させるだけの電力より電池の電圧が下がったから駆動しなくなっただけで一般的には
「電池が無くなった」
という言い方をする場合が多いですがまだ電力は中に残っており充電するとまたしっかりと充電が出来ます
しかしスッカラカンにしてしまうと充電しても電池レベルを満充電にする事はもう出来なくなるんです
極端に寿命が縮まるか使用不可になるので空っぽにならないように充電池は使わなくてはなりません
どのような場合にスッカラカンになるかというと懐中電灯の電源に使ったりモーターの駆動に使ったりなど電子回路を積んでいない機器で使用した場合などです
懐中電灯で使うなら少しでも明るさが落ちたらすぐに使用を辞めて充電が必要です
乾電池式の電気シェーバーの場合などは回転が落ちたらすぐ使用を辞めて充電するようにします
電気シェーバーの場合は電池が無くなり完全に止まっても一回スイッチを切って入れ直すと少し動きます
このようにバッテリーが殆どないのにスイッチを切って入れて切って入れてという使い方をすると充電池は買ったばかりでも驚くほど短命になります
使い捨てのアルカリ電池なら最後の最後まで使い切るのはお得なのですが充電池では厳禁です
アマゾン等で充電池のレビューを見ると懐中電灯で使っていたらわずか数回で充電できなくなった、粗悪品だとか
液漏れして最悪です
とか書いてあったりしますがこれらのレビューは充電池の特性を理解せず使っているから起きたことでありしっかりした知識が有れば便利に経済的に長く使えた筈です
(もちろん本当に粗悪品も存在するかとは思いますが)

バッテリーの電圧を実測してみましょう
テスターの端子棒に触れる指先を絶縁テープを貼り人体の抵抗値が影響しないようにして測定しました

まずUSB充電池です
計測すると1.504Vです
凄いですねぇ~
殆ど1.5Vドンピシャの電圧が出てくれました
使用する機器にもよりますが完全に使い捨てアルカリ電池の代替えとして使えそうです

このエネループは1.306Vでした
他の充電池って殆どが1.2Vタイプなのですが表記が全て1.2Vと書いてあっても
1.2Vが出力されている訳では無く電池のメーカーや種類により異なります
同じエネループでも容量の大きな黒エネループですともう少し高い電圧が出ました
便宜上「1.2Vタイプ」と呼んでいるだけでそれぞれ充電池は電圧や特性が違うのでしっかりした知識を持ち使用用途を的確に選ぶとこれほど便利なものは有りません
スッカラカンにする過放電は厳禁なのですが空っぽになると稀にプラス極とマイナス極の極性が入れ替わることが有ります
この場合はプラスとマイナスを短絡(ショート)させると極性が元に戻ったりします
一応これは知識としてお話しただけですので危ないので絶対にやらないでください
私が知識を自慢したくて書いただけですので(^^
さてアルカリ電池は1.5Vでエネループなどは1.2Vですが電圧が違うのにラジオの電源に入れて経済的に使えるのは何故でしょうか?
それはラジオなどの場合は電圧が1.1V以上で動くように設計されていたりするので1.2V充電池は駆動させる為の最低ライン以上の電圧でずっと電力を供給し続けるので1.5Vの乾電池と置き換えても便利に使えるのです
充電池が減っても1.1Vまで電圧がドロップすれば電池から電力が出なくなるので電池が絶えたように思えてもまだ電力は残っているので充電してまた復活させて使えますので繰り返し経済的に使用できます

こちらは使い捨て電池のパナソニックのアルカリ乾電池です
電圧は無負荷の初期状態で1.622Vでした
アルカリ電池などの使い捨て電池の特徴としては初期電圧は高く使っていくと段々と電圧が落ちていき常に電圧が違うという事です
一気に大電流を取り出すことも苦手でフラッシュやデジカメなどで使うとエネループに比べ異様に早く使えなくなってしまいます
それに比べエネループなどは初期電圧は低くてもそれに近い値が最後まで続き安定して使えます
大電流を流すのも得意で高い負荷(大きな電流)を必要とするものにも適しております

USB充電池を充電してみましょう
スマホのアダプターでも可能です

プラス側のキャップを外してこのようにして充電できます
しかし1本1本順番に充電していたのでは手間です

そこでこのようなテーブルタップを買って見ました

100Vコンセントが7つと内部に直流5Vにする回路が入っていてUSBの差し込みが5個付いているものです
これなら同時にUSB機器が5個刺せます

手持ちのUSB充電機能付き単三電池を同時に4本差してみました
同時にチャージがスタートできるので便利です
とても便利なテーブルタップですが欠点としてはスイッチを切ると全て切れてしまうので普段はコンセントとして使い必要な時だけUSB端子を使う人の場合は何も刺さなくてもUSB端子に直流5Vを生成するための回路が電力を食い続けるので出かける時にテレビのコンセントを抜いたり扇風機のコンセントを抜いたりして待機電力を食わないよう節約家の人にはちょっと不向きな面も有ります
電子機器とかはそれぞれ特徴をよく理解して使い分ければ便利なのでその為には色々な知識が身についていると良いです

充電池をUSB端子に挿してチャージを開始すると根元がオレンジ色に光ります
満タンに近くなるとグリーンの光に変わり満充電で消灯します
カメラの専用バッテリーなどもそうですが満充電になり消灯したらすぐバッテリーを抜くという癖をつけておくとよいです
過充電もバッテリーを短命にする原因の一つになりうるからです
満充電になりランプが消えても端子には電圧が掛かり続けていますから。
それとビデオカメラのバッテリーの充電器なども充電するとき以外はコンセントから外しておくのが望ましいです
待機電力が掛かる場合が多いので僅かですが電気代の無駄で充電器の寿命も縮めてしまうだけです

このテーブルタップはUSBの差し込みが5個有るので電圧を測るUSBチェッカーも差してみました
以前紹介したものとは違います
この手の物も現時点で4つ持っています
製品により正確なものや不正確なものが有るのでどれが正確な測定が出来るか確かめてメイン機を決めるためテスターや照度計や計測器などは複数使って試しております
電圧の数値を見ると5.03Vなのでほぼ正確に5Vが出力されています

このUSBチェッカーの良いところは電圧と電流を測れるだけでは無くて積算計もついており使用し始めてからどれだけの電力を消費したかが測れるんです
充電池をこのチェッカーの出力側に挿すと充電電流は6ミリアンペアが流れておりこの画像を撮影した時点では今まで410ミリアンペアを今まで流したことを意味します
先回買ったチェッカーはダメダメチェッカーでしたがこのUSBチェッカーは良いかもしれません
この充電池も乾電池と同じ1.5V型なので完全に乾電池との置き換えが出来そうで機器によっては便利に使えそうです
例えば乾電池で8本ホルダーで12V機器を動かす場合は使い捨て電池は12Vに近い電圧になりますがエネループなどだと10Vに届かず定格電圧にならず電力不足になるので10本電池ホルダーを別途用意が必要ですがこの電池なら8本で12V程になります
過放電さえ気を付ければとても便利そうです

さてこちら以前当ブログで掲載させて頂いた
Mr.○○さん
http://mrkensyusei.blog.fc2.com
の作品キャプ画像です
最近の作品では撮影カメラなどが変わっているようですが○まるさんが撮影に使われているカメラはご自身がZメンバー掲示板で機種を明らかにしております
初期の作品は以前多くの人が使っていた人気があったカメラですが同じカメラを買った人○○生さんのように綺麗に撮れないというような投稿なども掲示板にはございます
カメラが一緒でも他のあらゆる部分が違うんです
Gコレの作品紹介で「Zの高感度マイクを使っています」とマイクの事については触れて頂いておりますが私に言わせると正確には「高感度」では無く「高性能マイク」という表現になります
河川敷で例えば歩きながらビデオを回した場合、付近の道路や橋の上を走る車の音がうるさくて音声が聞き取りにくいです
でもテレビ番組ってこのようなシーンでも対象者の声しか入らなくて聞きやすいですよね
それを目指して少しゲインを落として遠くの音を拾わず近くの音だけしか録らないようにとしたマイクが当サイトのオリジナルマイクです
編集の際にゲインを上げて聞きやすいレベルにしてやればとても良い音声になりますので店員さんシリーズなどは相手の声が鮮明に聞き取れるようになっていたりします
電源から映像コードから何から何まで付帯品は当サイトのオリジナル品を利用して頂いており撮影されています
例えば電源は12Vカメラなら当サイトの電源システムは12Vがピッタリ出ます
電圧がドロップすれば止まります
電源はとても重要で定格電圧以外だと色が変わったりノイズが入ったりとか影響が出ます
良くありがちなのが電圧がドロップしてきた時に色が抜け始めたりして撮影開始時と最後ではなんか違ったりという経験をした人も居ると思いますが定格の安定電圧を最初から最後まで入れてやればそのような事が有りません
当サイトの映像コードはシールドがしっかりしており被服の下の網線がとても密に編んで有りノイズを拾いにくくアースに逃がすので丸めてもコイルのようにならずノイズ発生の原因を作りにくいです
周辺機器がとことん当サイトのオリジナルパーツでチューンされておりさらに○○さんは編集のプロフェッショナルでもあるので撮る時から最終的な作品になるまで最高の環境で製作され世に出されているのであそこまでのクオリティになっており同じカメラなのに画質が他の人よりも良いのです
さらにはあの撮りテクニックですので人気が出ない訳が有りません
今はウエラブルカメラを撮り師の皆様が使うようになりましたが以前はマニアが使うカメラと言えば殆ど決まっていました
新作はもちろん魅力的ですが○○さんの過去の作品も是非ご覧になり映像の仕上がりなどご覧頂き研究されてみてはいかがでしょう?
Zメンバーにならずしてこのクオリティで撮れるようになるのは難しいです
何故なら使って頂いている機材がメンバールームでしか売っていないからです
当サイトは特殊撮影プロサイトです
電池の事だけでも今回のように色々と深く語れます
使用機器により使うバッテリーを最適なものをチョイスしこの機器はこの電源とか
例えZモバレコの場合は白エネループ4本を指定バッテリとしてエネループでも
黒シリーズは使わないようにとか最高のパフォーマンスを出すために非常に細かく設定をしております
専門店さんでもここまで細かくパフォーマンスを追い求めている所は無いと思います
例えば販売店さんとかに
「このカメラは乾電池で何時間使えますか?」
と尋ねると
「5時間です」
とかと答える場合が多いと思うんですよ
私はそのような場合
「知らない」
と平気で答えます
これこそがユーザー思いの本当の回答だと私は思っています
乾電池って同じメーカーで同じ銘柄でも製造されてから月日が経つと経年劣化に応じて自然放電が始まるのでバッテリーの封入量は1年前に製造されたアルカリ電池と本日製造されたアルカリ電池では容量が違います
同じ電池でもレジの近くで安売りされている年月が経った電池より奥にある高い電池を買ったほうが長持ちします
100円ショップの電池とパナソニックの金パナみたいな高い電池では軽く4倍位駆動時間に差が出たりという事も有ります
なので乾電池でどのくらい使えるかと尋ねられた場合に明確に答えること自体がおかしいと私は考えますので
「知らない」
と言いとても親切な回答をしています
でも販売店さんも立場が有りますのでお客から尋ねられた時に何か指針を示さなければなりませんしメーカーも同様です
なのでユーザーがどのような電池タイプを使うか分らなくても決まった答えになりますがこれは良い状態の電池を使った時と理解するようにして聞くと良いと思います
当サイトはAの機種にはこれ、Bの機種にはあれ、Cはこっちという感じで使う電源を細かく指定しておりほぼ誤差が無い実測時間を明記しておりますので
「この電源でモバレコが10時間使えます」
と宣言しているものを使い実際に使用したら4時間だったなどという事は有りません
日本唯一の特殊撮影専門サイト
と名乗るのは伊達では有りません
この分野はあらゆる事にとにかく詳しいです
当サイトは開設してからもう20年経ちます
入会した人があちこちであーだこーだという事を目にすることは殆どないと思います
これこそまさに入会者の皆様の満足度が高いという証では無いでしょうか?
特別な事は広く世間に知れ渡らないほうが良いので入会ハードルが高いですが入ってしまえば目からタラコの情報満載で会員さん同士も和気あいあいとしており日夜情報交換が行われています
当サイトはナンバーワンサイトでは有りません
唯一無二のサイトで他に絶対にこのようなサイトは存在しません
だから1番も2番も無い、ただ1つのオンリーワンサイトなのです
現在はGやPやデジなどの作者の皆様が多く在籍されておりこの人たちと交流が持てるのも当サイトの特徴です
こうしている間にも掲示板や画像板は情報が増えつつあります
入会するとまずコンテンツの膨大さにびっくりし見るにつれてその専門度にびっくりしあの人たちも会員さんだったんだと分かりまたびっくりし驚きの連続が待っている事でしょう
しかに入会人数は制限をしており募集していない期間が長かったり突然異様に入会金が高くなったりなどして情報の価値を保つために多くの人に知れ渡らないようにしております
特殊撮影を極めたい人はZメンバールームに入らずして達するのは難しいと思います
どんなプロでも当メンバールームには必ず新しい発見がある筈です
是非メンバールームにおいでください
時々お問合わせで
「全くの素人ですけど入会できますか?」
と尋ねられることも有りますがだからこそ来てください
プロの人も来てください
全ての人が楽しめます
掲示板では
「乾電池って入れる向きが有るんですか?」
と尋ねても
「そんな事も知らないのか」
等と言う人は誰も居ません
今回発信したような感じで多くの人が知らなかった事まで解説させて頂きます
電池の事は今回書いた事以上にもっともっと詳しく掲示板を読み進めれば知ることが出来ます
入会を悩むあなたに必要なのは好奇心と入会の決断のみです
スキルは全く関係なくどの層の人も必ず楽しめます
ブリ、ブリブリッ、ブリブリブリブリィ~ぃ
今回はちょっと変わった充電池のご紹介とそれに関連した話題です

こちらは
【FEDLITE】USBバッテリー 単3 充電式
という商品です
2本セット(1パック)を999円で購入しました

充電して繰り返し使える単三型の充電池です

何がちょっと変わっているのかというと充電器が電池の中に内蔵されておりプラス側の先端がキャップになっていて外すとUSB端子になっておりそのままパソコンなどのUSB端子に挿して充電出来てしまうんです

この充電池の興味深い点は他にも有り出力電圧の部分を見て欲しいのですが1.5Vなんです
使い捨てのアルカリ電池などは1.5V、充電して繰り返し使える電池は1.2Vが一般的なのですがこの電池は単三型充電池で有りながら1.5Vの電圧というちょっと変わったタイプです

他社の充電池と並べてみましょう
真ん中がソニーの充電池で右がサンヨーのエネループです

エネループはとても優秀な充電池で私は沢山活用しております
今はサンヨーからパナソニックにバイアウトされそしてデザインも変更されましたが今回は敢えてサンヨー時代のエネループを比較に使っております
この2本の充電池を例にそれぞれの特徴を見てみましょう
覚えて置くと便利な事ですので是非参考にされてください

まずはエネループ
表記を見ると電圧が1.2Vです
使い捨ての乾電池は単三の場合
「単三電池」と呼ばれ充電池は
「単三型電池」と呼びます
形が同じですが電圧が違うからです
次に電圧表示の隣の表記を見ると
Typ 2000mAh となっております
この充電池は単三型の
1.2V 2000mAh というタイプの電池ですよと言う事を示しています
その下に
min 1900 mAh と記して有ります
これはミニマム表示と言いこの電池には
1900 mAh以上の電力が貯められますよと言う事を示しております
つまり2000ミリアンペアアワータイプで1900ミリアンペアアワー以上蓄電できる電池だという事を意味しております
充電池の貯められる容量は単に数字だけ見るのではなく
このmin表示が有るか無いかを考慮しないと的確な比較は出来ません
2000タイプはmin1900タイプと同じと思って問題ないです
2,700mAhという表記の物は min 2,500mAh と思ってよいと思います
なので電池の容量を見るときは単に何ミリアンペアアワーを蓄電できるかは数字の表記だけでは無くミニマム(min)表記が有るかどうかに注目したほうが良いです
タイプ2000ミリだったら単にこれだけの表記では無くミニマム1900の表記も併記されている充電池のほうが1900 mAh 以上を貯められることを担保した書き方なのでむしろ貯められる容量は大きくて長持ちするかもしれません
以前から繰り返し使える充電池は有りましたが欠点は自然放電がとても大きい事でした
満充電していても旅行などに行く際に使用する間際にもう1度充電しておかないとかなり減っていていつバッテリーが切れるか不安でした
しかしそれを打ち破ってくれたのがエネループでした
自然放電が非常に少ない夢のような電池で登場した時に嬉しくて嬉しくて涙が出そうなほど感動しました
ミニマム表示も早々と取り入れるなどサンヨーの充電池の開発の熱意と真面目さは大好きで今回は敢えてサンヨー時代のエネループを記事の題材に選びました

さてUSB充電器内臓の充電池の本体表記を見てみましょう
こちらもmin表示で1,200mAh です
USBの押す端子を装備し充電器内臓でこの容量は凄いと思います
しかもアルカリ電池の完全代替えとして使える1.5Vという電圧です
是非覚えて置きたいキーワードが書いてありますのでそれについてお書きします
容量表記の左下に
「過放電禁止」
と書いてあります
これはバッテリーと言う名の付くもの全てに言える事です
新品のバッテリーでも完全放電させてスッカラカンにしてしまうともう2度と元の状態に戻らないので注意が必要です
例えばポータブルラジオなどで使う場合はバッテリーが少なくなり動かなくなってもこれは完全放電したのではなくラジオを動作させるだけの電力より電池の電圧が下がったから駆動しなくなっただけで一般的には
「電池が無くなった」
という言い方をする場合が多いですがまだ電力は中に残っており充電するとまたしっかりと充電が出来ます
しかしスッカラカンにしてしまうと充電しても電池レベルを満充電にする事はもう出来なくなるんです
極端に寿命が縮まるか使用不可になるので空っぽにならないように充電池は使わなくてはなりません
どのような場合にスッカラカンになるかというと懐中電灯の電源に使ったりモーターの駆動に使ったりなど電子回路を積んでいない機器で使用した場合などです
懐中電灯で使うなら少しでも明るさが落ちたらすぐに使用を辞めて充電が必要です
乾電池式の電気シェーバーの場合などは回転が落ちたらすぐ使用を辞めて充電するようにします
電気シェーバーの場合は電池が無くなり完全に止まっても一回スイッチを切って入れ直すと少し動きます
このようにバッテリーが殆どないのにスイッチを切って入れて切って入れてという使い方をすると充電池は買ったばかりでも驚くほど短命になります
使い捨てのアルカリ電池なら最後の最後まで使い切るのはお得なのですが充電池では厳禁です
アマゾン等で充電池のレビューを見ると懐中電灯で使っていたらわずか数回で充電できなくなった、粗悪品だとか
液漏れして最悪です
とか書いてあったりしますがこれらのレビューは充電池の特性を理解せず使っているから起きたことでありしっかりした知識が有れば便利に経済的に長く使えた筈です
(もちろん本当に粗悪品も存在するかとは思いますが)

バッテリーの電圧を実測してみましょう
テスターの端子棒に触れる指先を絶縁テープを貼り人体の抵抗値が影響しないようにして測定しました

まずUSB充電池です
計測すると1.504Vです
凄いですねぇ~
殆ど1.5Vドンピシャの電圧が出てくれました
使用する機器にもよりますが完全に使い捨てアルカリ電池の代替えとして使えそうです

このエネループは1.306Vでした
他の充電池って殆どが1.2Vタイプなのですが表記が全て1.2Vと書いてあっても
1.2Vが出力されている訳では無く電池のメーカーや種類により異なります
同じエネループでも容量の大きな黒エネループですともう少し高い電圧が出ました
便宜上「1.2Vタイプ」と呼んでいるだけでそれぞれ充電池は電圧や特性が違うのでしっかりした知識を持ち使用用途を的確に選ぶとこれほど便利なものは有りません
スッカラカンにする過放電は厳禁なのですが空っぽになると稀にプラス極とマイナス極の極性が入れ替わることが有ります
この場合はプラスとマイナスを短絡(ショート)させると極性が元に戻ったりします
一応これは知識としてお話しただけですので危ないので絶対にやらないでください
私が知識を自慢したくて書いただけですので(^^
さてアルカリ電池は1.5Vでエネループなどは1.2Vですが電圧が違うのにラジオの電源に入れて経済的に使えるのは何故でしょうか?
それはラジオなどの場合は電圧が1.1V以上で動くように設計されていたりするので1.2V充電池は駆動させる為の最低ライン以上の電圧でずっと電力を供給し続けるので1.5Vの乾電池と置き換えても便利に使えるのです
充電池が減っても1.1Vまで電圧がドロップすれば電池から電力が出なくなるので電池が絶えたように思えてもまだ電力は残っているので充電してまた復活させて使えますので繰り返し経済的に使用できます

こちらは使い捨て電池のパナソニックのアルカリ乾電池です
電圧は無負荷の初期状態で1.622Vでした
アルカリ電池などの使い捨て電池の特徴としては初期電圧は高く使っていくと段々と電圧が落ちていき常に電圧が違うという事です
一気に大電流を取り出すことも苦手でフラッシュやデジカメなどで使うとエネループに比べ異様に早く使えなくなってしまいます
それに比べエネループなどは初期電圧は低くてもそれに近い値が最後まで続き安定して使えます
大電流を流すのも得意で高い負荷(大きな電流)を必要とするものにも適しております

USB充電池を充電してみましょう
スマホのアダプターでも可能です

プラス側のキャップを外してこのようにして充電できます
しかし1本1本順番に充電していたのでは手間です

そこでこのようなテーブルタップを買って見ました

100Vコンセントが7つと内部に直流5Vにする回路が入っていてUSBの差し込みが5個付いているものです
これなら同時にUSB機器が5個刺せます

手持ちのUSB充電機能付き単三電池を同時に4本差してみました
同時にチャージがスタートできるので便利です
とても便利なテーブルタップですが欠点としてはスイッチを切ると全て切れてしまうので普段はコンセントとして使い必要な時だけUSB端子を使う人の場合は何も刺さなくてもUSB端子に直流5Vを生成するための回路が電力を食い続けるので出かける時にテレビのコンセントを抜いたり扇風機のコンセントを抜いたりして待機電力を食わないよう節約家の人にはちょっと不向きな面も有ります
電子機器とかはそれぞれ特徴をよく理解して使い分ければ便利なのでその為には色々な知識が身についていると良いです

充電池をUSB端子に挿してチャージを開始すると根元がオレンジ色に光ります
満タンに近くなるとグリーンの光に変わり満充電で消灯します
カメラの専用バッテリーなどもそうですが満充電になり消灯したらすぐバッテリーを抜くという癖をつけておくとよいです
過充電もバッテリーを短命にする原因の一つになりうるからです
満充電になりランプが消えても端子には電圧が掛かり続けていますから。
それとビデオカメラのバッテリーの充電器なども充電するとき以外はコンセントから外しておくのが望ましいです
待機電力が掛かる場合が多いので僅かですが電気代の無駄で充電器の寿命も縮めてしまうだけです

このテーブルタップはUSBの差し込みが5個有るので電圧を測るUSBチェッカーも差してみました
以前紹介したものとは違います
この手の物も現時点で4つ持っています
製品により正確なものや不正確なものが有るのでどれが正確な測定が出来るか確かめてメイン機を決めるためテスターや照度計や計測器などは複数使って試しております
電圧の数値を見ると5.03Vなのでほぼ正確に5Vが出力されています

このUSBチェッカーの良いところは電圧と電流を測れるだけでは無くて積算計もついており使用し始めてからどれだけの電力を消費したかが測れるんです
充電池をこのチェッカーの出力側に挿すと充電電流は6ミリアンペアが流れておりこの画像を撮影した時点では今まで410ミリアンペアを今まで流したことを意味します
先回買ったチェッカーはダメダメチェッカーでしたがこのUSBチェッカーは良いかもしれません
この充電池も乾電池と同じ1.5V型なので完全に乾電池との置き換えが出来そうで機器によっては便利に使えそうです
例えば乾電池で8本ホルダーで12V機器を動かす場合は使い捨て電池は12Vに近い電圧になりますがエネループなどだと10Vに届かず定格電圧にならず電力不足になるので10本電池ホルダーを別途用意が必要ですがこの電池なら8本で12V程になります
過放電さえ気を付ければとても便利そうです

さてこちら以前当ブログで掲載させて頂いた
Mr.○○さん
http://mrkensyusei.blog.fc2.com
の作品キャプ画像です
最近の作品では撮影カメラなどが変わっているようですが○まるさんが撮影に使われているカメラはご自身がZメンバー掲示板で機種を明らかにしております
初期の作品は以前多くの人が使っていた人気があったカメラですが同じカメラを買った人○○生さんのように綺麗に撮れないというような投稿なども掲示板にはございます
カメラが一緒でも他のあらゆる部分が違うんです
Gコレの作品紹介で「Zの高感度マイクを使っています」とマイクの事については触れて頂いておりますが私に言わせると正確には「高感度」では無く「高性能マイク」という表現になります
河川敷で例えば歩きながらビデオを回した場合、付近の道路や橋の上を走る車の音がうるさくて音声が聞き取りにくいです
でもテレビ番組ってこのようなシーンでも対象者の声しか入らなくて聞きやすいですよね
それを目指して少しゲインを落として遠くの音を拾わず近くの音だけしか録らないようにとしたマイクが当サイトのオリジナルマイクです
編集の際にゲインを上げて聞きやすいレベルにしてやればとても良い音声になりますので店員さんシリーズなどは相手の声が鮮明に聞き取れるようになっていたりします
電源から映像コードから何から何まで付帯品は当サイトのオリジナル品を利用して頂いており撮影されています
例えば電源は12Vカメラなら当サイトの電源システムは12Vがピッタリ出ます
電圧がドロップすれば止まります
電源はとても重要で定格電圧以外だと色が変わったりノイズが入ったりとか影響が出ます
良くありがちなのが電圧がドロップしてきた時に色が抜け始めたりして撮影開始時と最後ではなんか違ったりという経験をした人も居ると思いますが定格の安定電圧を最初から最後まで入れてやればそのような事が有りません
当サイトの映像コードはシールドがしっかりしており被服の下の網線がとても密に編んで有りノイズを拾いにくくアースに逃がすので丸めてもコイルのようにならずノイズ発生の原因を作りにくいです
周辺機器がとことん当サイトのオリジナルパーツでチューンされておりさらに○○さんは編集のプロフェッショナルでもあるので撮る時から最終的な作品になるまで最高の環境で製作され世に出されているのであそこまでのクオリティになっており同じカメラなのに画質が他の人よりも良いのです
さらにはあの撮りテクニックですので人気が出ない訳が有りません
今はウエラブルカメラを撮り師の皆様が使うようになりましたが以前はマニアが使うカメラと言えば殆ど決まっていました
新作はもちろん魅力的ですが○○さんの過去の作品も是非ご覧になり映像の仕上がりなどご覧頂き研究されてみてはいかがでしょう?
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何故なら使って頂いている機材がメンバールームでしか売っていないからです
当サイトは特殊撮影プロサイトです
電池の事だけでも今回のように色々と深く語れます
使用機器により使うバッテリーを最適なものをチョイスしこの機器はこの電源とか
例えZモバレコの場合は白エネループ4本を指定バッテリとしてエネループでも
黒シリーズは使わないようにとか最高のパフォーマンスを出すために非常に細かく設定をしております
専門店さんでもここまで細かくパフォーマンスを追い求めている所は無いと思います
例えば販売店さんとかに
「このカメラは乾電池で何時間使えますか?」
と尋ねると
「5時間です」
とかと答える場合が多いと思うんですよ
私はそのような場合
「知らない」
と平気で答えます
これこそがユーザー思いの本当の回答だと私は思っています
乾電池って同じメーカーで同じ銘柄でも製造されてから月日が経つと経年劣化に応じて自然放電が始まるのでバッテリーの封入量は1年前に製造されたアルカリ電池と本日製造されたアルカリ電池では容量が違います
同じ電池でもレジの近くで安売りされている年月が経った電池より奥にある高い電池を買ったほうが長持ちします
100円ショップの電池とパナソニックの金パナみたいな高い電池では軽く4倍位駆動時間に差が出たりという事も有ります
なので乾電池でどのくらい使えるかと尋ねられた場合に明確に答えること自体がおかしいと私は考えますので
「知らない」
と言いとても親切な回答をしています
でも販売店さんも立場が有りますのでお客から尋ねられた時に何か指針を示さなければなりませんしメーカーも同様です
なのでユーザーがどのような電池タイプを使うか分らなくても決まった答えになりますがこれは良い状態の電池を使った時と理解するようにして聞くと良いと思います
当サイトはAの機種にはこれ、Bの機種にはあれ、Cはこっちという感じで使う電源を細かく指定しておりほぼ誤差が無い実測時間を明記しておりますので
「この電源でモバレコが10時間使えます」
と宣言しているものを使い実際に使用したら4時間だったなどという事は有りません
日本唯一の特殊撮影専門サイト
と名乗るのは伊達では有りません
この分野はあらゆる事にとにかく詳しいです
当サイトは開設してからもう20年経ちます
入会した人があちこちであーだこーだという事を目にすることは殆どないと思います
これこそまさに入会者の皆様の満足度が高いという証では無いでしょうか?
特別な事は広く世間に知れ渡らないほうが良いので入会ハードルが高いですが入ってしまえば目からタラコの情報満載で会員さん同士も和気あいあいとしており日夜情報交換が行われています
当サイトはナンバーワンサイトでは有りません
唯一無二のサイトで他に絶対にこのようなサイトは存在しません
だから1番も2番も無い、ただ1つのオンリーワンサイトなのです
現在はGやPやデジなどの作者の皆様が多く在籍されておりこの人たちと交流が持てるのも当サイトの特徴です
こうしている間にも掲示板や画像板は情報が増えつつあります
入会するとまずコンテンツの膨大さにびっくりし見るにつれてその専門度にびっくりしあの人たちも会員さんだったんだと分かりまたびっくりし驚きの連続が待っている事でしょう
しかに入会人数は制限をしており募集していない期間が長かったり突然異様に入会金が高くなったりなどして情報の価値を保つために多くの人に知れ渡らないようにしております
特殊撮影を極めたい人はZメンバールームに入らずして達するのは難しいと思います
どんなプロでも当メンバールームには必ず新しい発見がある筈です
是非メンバールームにおいでください
時々お問合わせで
「全くの素人ですけど入会できますか?」
と尋ねられることも有りますがだからこそ来てください
プロの人も来てください
全ての人が楽しめます
掲示板では
「乾電池って入れる向きが有るんですか?」
と尋ねても
「そんな事も知らないのか」
等と言う人は誰も居ません
今回発信したような感じで多くの人が知らなかった事まで解説させて頂きます
電池の事は今回書いた事以上にもっともっと詳しく掲示板を読み進めれば知ることが出来ます
入会を悩むあなたに必要なのは好奇心と入会の決断のみです
スキルは全く関係なくどの層の人も必ず楽しめます
Posted on 2017/10/24 Tue. 02:25 [edit]
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